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2009年10月30日(金)、仁愛女子短期大学にて第8回となるFレックス研究会が開催されました。今回のメインテーマは「
大学連携の現状報告とFレックスの今後」。
各地の大学連携の現状が報告され、われわれFレックスとの興味深い共通点や相違点などについて、様々な意見交換が行われました。
第1部 :日本の大学連携の現状報告(司会:藤原正敏)
(1) 教養教育ワークショップ(於:山形大学) 報告:坪川 武弘 (福井工業高等専門学校)
第11 回山形大学教員研究会教養教育ワークショップの1 つとして「大学連携FD ネットワークを考える」があり、長野県の事例(信州大学)、四国の事例(愛媛大学)、つばさの事例(山形大学)、そして我々Fレックスの事例が紹介され、地域的ネットワークに関する実情と問題点などが議論されました。これらの概要を福井高専の坪川武弘氏が報告しました。
(2) 先進事例発表と意見交換会(於:愛知県立大学)
報告:澤崎 敏文 (コミュニティ推進員)
先進事例として招かれたF レックス。この我々のプロジェクトが、外部からどのように受け止められたのか。当日の意見交換会を踏まえて、もうひとつの先進事例として招かれた南大阪地域大学コンソーシアムや愛知県の連携事業との興味深い相違点や共通点について、コミュニティ推進員の澤崎敏文氏が報告を行いました。
(3) FDネットワーク代表者会議(於:京都大学) 報告:山川 修 (福井県立大学)
日本全国でFDに関して大学連携を実施しているFDネットワークの第2 回目の会合。興味深いFD活動の報告を福井県立大学の山川修氏が報告しました。
(4) 全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム(於:北海道教育大・函館校) 報告:菊沢 正裕 (福井県立大学)
基調講演「大学教育改革の焦点」では,高等教育が向かう「学ばせる大学、成長させる大学、開かれた大学」の行方を示唆。分科会では「大学連携を推進する大学コンソーシアム(共同体)が、この数年間に全国各地でここまで前進していた!」を実感。福井県立大学の菊沢正裕氏が報告を行いました。
第2部:Fレックスの今後の方向性(司会:山川修)
Fレックスも活動を始めて1 年たちました。文部科学省からの補助金は来年度が最終年度なので、そろそろ再来年度以降、大学連携をどうするかを議論する時期 に来ています。

第 1 部の他の大学連携の現状を踏まえて、Fレックスの今後をどうするか、参加校の皆さんと熱心な議論が続きました。テレビ会議システムにより、時間と空間を越えた研究会の開催が可能になりました!テレビ会議で参加の皆さんからも多くの意見を頂けました。

来年以降のさらなる飛躍に向けて、非常に充実した研究会となりました。
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