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赤いきつね・緑のたぬき2026年7月値上げ|価格改定の理由と家計への影響

赤いきつねと緑のたぬきの中身を開けた状態で具材と麺を比較した様子

赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そばが、また値上がりしますね。
長年おなじみのカップ麺が値上がりするというニュースは、SNSでも「悲報」「高すぎる!」と多くの声が上がりました。
1食200円台という”安くて身近な存在”だっただけに、じわじわとした値上がりをリアルに感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、東洋水産が発表した価格改定の内容を整理し、値上がりの背景・家計への影響・賢い買い方のヒントまでをわかりやすくお伝えします。


目次

東洋水産が発表した値上げの概要

マルちゃんのロゴとSmiles for Allのキャッチコピー

東洋水産は2026年3月26日、「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」などの即席カップ麺・即席ワンタンを含む約120品目について、2026年7月1日納品分から価格を改定すると発表しました(東洋水産公式発表・2026年3月26日)。

値上げの規模は、希望小売価格(税抜き)で4〜11%の引き上げです。一部オープン価格商品については、出荷価格を10%引き上げます。

値上げの主な対象ブランド

今回の価格改定は、東洋水産の主力ブランドを幅広く対象としています。

  • 赤いきつねうどん(各サイズ)
  • 緑のたぬき天そば(各サイズ)
  • 推しの一杯シリーズ
  • 麺づくりシリーズ
  • ワンタンシリーズ など、計約120品目

改定前・改定後の価格比較

赤いきつねと緑のたぬきの限定コラボパッケージを並べた比較画像

価格改定の内容を品目別にまとめました。以下は、東洋水産が公表している希望小売価格(税抜き)の主な変更内容です(2026年3月26日発表時点)。

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商品名改定前(税抜き)改定後(税抜き)増加額値上げ率
赤いきつねうどん(レギュラー)236円248円+12円約+5.1%
緑のたぬき天そば(レギュラー)236円248円+12円約+5.1%
推しの一杯シリーズ333円368円+35円約+10.5%
ワンタンシリーズ142円148円+6円約+4.2%

※上記はすべて希望小売価格(税抜き)です。実際の店頭価格は店舗・時期によって異なります。

ポイント レギュラーサイズの赤いきつね・緑のたぬきは、税抜きで236円→248円に。1食あたり約12円の値上がりです。「推しの一杯」シリーズは35円増と、より大きな改定幅となっています。


なぜ値上がりするのか?3つの背景

赤いきつねの油揚げうどんと緑のたぬきの天ぷらそばを並べた仕上がり比較

東洋水産は、今回の価格改定の理由について公式サイトで「原材料費の高騰に加え、包材費の上昇、さらには物流・燃料費等の上昇」を挙げ、「自助努力だけでは現行価格での安定した商品供給が困難な状況」と説明しています。

値上がりの主な背景を3つの観点から整理します。

1. 原材料費・包材費の高騰

カップ麺の原材料は、小麦粉(麺)・パーム油(揚げ麺の油)・かつお節や昆布(だし)・かき揚げなどの具材と多岐にわたります。
これらは国際市況の影響を受けやすく、円安が続くなかで輸入コストが押し上げられています。

また、容器や包装フィルムなどの包材(包装材)も石油由来の素材が多く、原油価格の上昇の影響を受けています。

2. 物流費・燃料費の上昇

ドライバー不足や輸送コストの上昇(いわゆる「2024年問題」の余波)によって、食品メーカー各社の物流負担は増し続けています。
工場から倉庫へ、倉庫から店頭へと運ぶたびに発生するコストが、積み重なって最終価格に反映されています。

3. 人件費の継続的な上昇

最低賃金の引き上げが続くなか、製造・物流・販売のいずれの段階でも人件費の増加が避けられない状況です。
メーカー各社が「コスト削減の自助努力だけでは限界がある」と口をそろえているのは、こうした構造的な背景があるためです。

ポイント 今回の値上げは東洋水産単独の問題ではなく、食品業界全体を取り巻く構造的なコスト上昇が背景にあります。


前回値上げからどれくらい経ったの?

東洋水産の即席カップ麺(赤いきつね・緑のたぬきなど)の大規模な値上げは、2023年6月1日以来です。
今回の2026年7月の改定は、約3年ぶりの価格改定となります。

この間、東洋水産はコスト削減や効率化を続けてきましたが、原材料費・物流費の上昇が続くなかで、価格維持が困難になったと判断しています。

カップ麺業界全体での値上げの流れ

東洋水産だけではなく、カップ麺業界全体で値上げが相次いでいます。

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メーカー対象商品(主なもの)値上げ時期値上げ率
日清食品カップヌードル・チキンラーメンなど約170品2026年4月〜5〜11%
東洋水産赤いきつね・緑のたぬきなど約120品2026年7月〜4〜11%

※日清食品の情報は2025年12月3日付発表に基づきます。

業界最大手の日清食品が2026年4月から値上げを実施し、東洋水産も続く形となりました。
カップ麺全体が”値上がりフェーズ”にあると考えておくのがよさそうです。


家計への影響はどのくらい?

「1食12円の値上がりなら大したことない」と感じる方もいれば、「積み重なると家計に響く」と感じる方もいるでしょう。

実際、カップ麺を週に2〜3回食べる家庭であれば、年間での影響額は以下のように試算できます。

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消費頻度1食あたり値上がり月あたり年あたり
週1回12円約48円約576円
週2回12円約96円約1,152円
週3回12円約144円約1,728円

※レギュラーサイズを1食あたり12円増として試算。あくまで参考値です。

1食ずつ見ると小さな差額でも、家族みんながカップ麺を楽しむ家庭では、年間でそれなりの金額になってきます。

また、「推しの一杯」シリーズのような高価格帯ラインは1食あたり35円の値上がりとなるため、消費頻度が高い場合は影響がより大きくなります。


値上がりしてもお得に買う方法

値上がりは避けられませんが、賢い買い方で負担を抑えることは可能です。

まとめ買いで単価を下げる

カップ麺はまとめ買いするとケースあたりの単価が安くなる場合があります。
Amazonや楽天市場などのオンラインショッピングでは、ケース販売で割安になることが多いので、値上げ前にまとめ買いしておくのも一つの方法です。

セールタイミングを活用する

スーパーやドラッグストアの週末セール・特売日を活用すると、値上がり後も実質的に以前と近い価格で購入できることがあります。
まとめ買いしやすい商品なので、チラシチェックの習慣をつけると節約になります。

ポイント還元を最大化する

楽天市場・PayPayモール・Amazonなどでは、ポイント還元率の高いタイミング(楽天スーパーセール・Amazonタイムセールなど)を狙うことで実質的な購入価格を抑えられます。
クレジットカードのポイントと組み合わせるとさらに効果的です。

袋麺・乾麺と上手に使い分ける

カップ麺の購入頻度を少し抑え、袋麺や乾麺(うどん・そば)と組み合わせて使うのも有効な方法です。
カップ麺1食分の価格で、袋麺であれば複数食分をまかなえる場合もあります。


値上がりはいつから店頭に反映される?

東洋水産の発表は「2026年7月1日納品分から」です。
これはメーカーから小売業者への納品が対象となるタイミングであり、店頭への反映には多少のタイムラグが生じる場合があります。

一般的に、納品分の切り替わり後、スーパーなどの小売店が在庫を切らして新たに仕入れた商品から値上がり価格が反映されていきます。
そのため、7月以降も店舗によっては旧価格のまま販売されているケースや、店によって価格が異なるケースがしばらく続くと考えられます。

ポイント 「7月1日から店頭でも一斉に値上がり」ではなく、店舗や在庫状況によってタイムラグがあります。急いで買い込む必要はありませんが、値上がり前の価格のうちに気になる商品をまとめ買いしておくのは選択肢の一つです。


よくある質問(FAQ)

Q1. 赤いきつね・緑のたぬきはいつから、いくらに値上がりしますか?

2026年7月1日納品分から価格が改定されます。レギュラーサイズは希望小売価格(税抜き)で現行の236円から248円へ、約12円(約5.1%)の値上がりです(2026年3月26日・東洋水産発表)。

Q2. 今回の値上げはなぜ行われるのですか?

東洋水産は、原材料費の高騰・包材費の上昇・物流費および燃料費の上昇を理由として挙げています。自助努力によるコスト削減だけでは現行価格での安定供給が困難になったとしています。

Q3. 前回の値上げはいつでしたか?

赤いきつね・緑のたぬきなど東洋水産の即席カップ麺の大規模な値上げは、2023年6月1日以来でした。今回は約3年ぶりの価格改定となります。

Q4. 「推しの一杯」シリーズはいくらになりますか?

「推しの一杯」シリーズの希望小売価格(税抜き)は、333円から368円に改定される予定です。値上がり幅は35円(約10.5%)と、レギュラーラインよりも大きい改定率になっています。

Q5. カップ麺の値上がりはいつまで続くのでしょうか?

現時点での見通しは明確ではありませんが、原材料の国際市況・円相場・物流費の動向によって左右されます。2026年は食品全般で値上げが続いており、すぐに価格が元に戻る状況ではないと考えられます。ただし、各メーカーもコスト削減への取り組みを続けており、コスト環境が改善された場合には価格の安定化も期待されます。


まとめ|赤いきつね・緑のたぬき値上げを乗り越えるポイント

赤いきつねうどんと緑のたぬき天そばのカップ麺パッケージ比較

今回の価格改定を改めて整理します。

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項目内容
実施時期2026年7月1日納品分から
対象品目約120品目(赤いきつね・緑のたぬき・麺づくり・ワンタンシリーズなど)
値上げ率希望小売価格の4〜11%(一部オープン価格商品は出荷価格10%引き上げ)
レギュラーサイズの新価格税抜き236円→248円(+12円)
推しの一杯シリーズ税抜き333円→368円(+35円)
前回値上げ2023年6月1日以来(約3年ぶり)
値上げの主な背景原材料費・包材費・物流費・燃料費の上昇

長年親しまれてきた「赤いきつね」「緑のたぬき」の値上がりは、多くの方にとって身近な物価上昇として実感しやすいニュースです。

ただ、値上がりを前にして焦って大量に買い込む必要はありません。
まとめ買いのセール活用・ポイント還元の活用・袋麺との使い分けなど、工夫次第で家計への影響を抑えることは十分できます。

「値上がりを、知って乗り越える」ことが、日々の家計管理のヒントになれば幸いです。


本記事の価格データは東洋水産の2026年3月26日付発表に基づいています。実際の店頭価格は店舗・地域・時期によって異なります。

赤いきつねと緑のたぬきの中身を開けた状態で具材と麺を比較した様子

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この記事を書いた人

yutaのアバター yuta 値上げトピックス運営者/現役会社員

エネルギー業界に勤務する30代。燃料価格や物価の動きを日々肌で感じる立場から、「値上げはなぜ起きるのか、家計にどう響くのか」を生活者の視点でわかりやすく伝えることを目指して、値上げトピックスを運営しています。

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